株式売買の流れ

株の取引を始めるには、最初、証券会社に取引口座を開きます。証券会社は数が多いですので迷うと思いますが、ネット証券が口座維持手数料が無料ですし、取引手数料も安いですからお勧めします。
そうは言ってもネット証券も数が多いですから、サービス内容や財務状況などを調べて好みのところを選べば良いでしょう。
証券会社に口座が開設できましたら、株の購入資金あるいは、信用取引の保証金を送金します。
これで株の売買ができるようになります。
株の取り引きには、現物株と信用取引の2通りあります。現物株の取り引きは、最初に銘柄を決めて買い注文を出します。
注文方法には、成り行きと指値がありますので、注文時の実勢価格で買いたいならば成り行き注文に、ある決まった価格以下で買いたいならば指値注文にします。
価格が折り合ったならば注文が成立(約定)します。これでその銘柄を所有したことになります。
将来値上がりとて利益を確定する時、あるいは、値下がりしたため損切りする時には、売り注文を出すと、その取引を解消できます。
信用取引は、現物とは異なり、取り引き代金の3分の1程度の保証金があれば、売り買いどちらからでも取引を開始できます。基本的な取引方法は現物株と同じです。
ただし、買いの時には、毎日金利分の支払いをしなければなりません。
逆に売りの時には金利分を受け取れます。しかし、現在の低金利では、売っている時の金利がマイナスになっていますので、金利を支払うのが普通になっています。
さらに、売っているときには、逆日歩という逆金利がつくこともあり、この場合には、逆金利分の支払いもします。
信用取引精算は、買っている時には売って、売っている時には買い戻すことで解消できます。
なお、信用取引には、期限があるものと無期限のものが混在していますので注意して下さい。

株は少額からでも始められる

まだ株を購入したことがない人にとっては、投資はまとまった資金がないと難しいイメージを持っている人が多いかもしれません。
しかし、今の時代は比較的少額から投資が始められるようになっています。
株は通常は100や1000株といった単位で売買を行うことになります。
その単位株あたりの金額においては、ここ数年で多くの企業が引き下げることを実施してきています。
東証では個人投資家が投資をしやすくなるように基本的に1単位を100株にし、最少の投資額を50万円程度になるように推奨しています。
その結果、企業では株式単位を従来の10分の1に変更したり、分割を行うことで少ない投資金額でも購入ができるように変更してきています。
去年からはNISA制度が始まったこともあり、年間の限度額である100万円以内で買えるように、企業では購入単位を変更するところが相次いでいる状況があります。
そのような環境があったことから、現在は1つの銘柄で30万円程度で買えるところが多くなっています。
また、銘柄によっては、10万円程度で投資が可能なところも少なからずあります。
投資金額が10万円でも多いと感じる人にとっては、ミニ株を活用すると数万円といった金額でも投資が可能になってきます。
大手の証券会社を中心にして、10分の1単位で購入ができるミニ株の取り扱いがあるところが存在しています。
ただし、この方法だと取扱い銘柄が限られていることが多いので、注意が必要です。そのため、まずは事前に購入したい銘柄は調べた上で注文することが大事となってきます。
10分の1の単位で購入ができる方法を活用すれば、手持ち資金が少なくても複数回に分けて投資をしていくことも可能になってきます。
分割投資を実行することで、買いのコストが平均化されてリスクを分散させることができます。

株の取引においてのリスク

失われた20年をかろうじて、表向きだけは乗りこえた日本では、他の欧米社会を見習ってようやく自己の財産は自分で守らなければならないということを理解しはじめたようです。
従来の預金高世界ナンバーワンといわれ、金融投資などは縁遠かった日本人も、資産運用について専門家の意見を聞いたり、自分で投資をしたりという人が増えてきました。
とはいうものの、銀行法や証券法などをはじめ一般投資家の利益はある程度までは守られていることや、金融業界再編の動きなどもあることから、一般的な日本人は深刻なリスクはまだまだ知らない人のほうが多いのではないでしょうか。
個人で投資活動を行う場合、最初の第一歩は株取引から、という人が大多数なのですが、これはハウツー本や先輩たちの経験談といった情報が最も得られやすいことと、昔からなじみがあり取っつきやすいという理由です。
今ではネット専用の証券会社が乱立し、取引手数料も低く敷居がかなり下げられています。
購入単価も、まるで切り株を売るかのような単元売りなため、昔では考えられないような買いやすさになりました。
しかし忘れてはいけないのは、株は手っ取り早く始められますが、ハイリスクハイリターンな金融商品だということです。
金融商品における最大のリスクは、価格下落です。
株の場合、現物取引と信用取引とがあり、安く買って価格が上がった時点で売ると利益になるというのは基本の現物取引です。
一方、株価下落を見越して先に売るという、さらにハイリスクハイリターンの手法があります。
素人やもちろん、初心者や資金の少ない人はかなり難しいので、手を出さないほうが賢明です。
ほかにも天変地異や自然災害による市場閉鎖や、政治または戦争といった問題、ソブリンリスクなども可能性としてあります。

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